病理診断は1989年に医療行為であると認められ、2008年に病理診断科が診療標榜科として認められました。
病理診断業務は主に、患部の一部を切り取った小さな検体や手術で摘出した臓器等をホルマリン固定して調べる「組織診断」、凍結して調べる「術中迅速組織診断」、細部を採取して調べる「細胞診断」、疾患に対する評価をする「病理解剖」の4つにわけられます。
病理診断は最終診断を下す重要な役割を担っています。病理診断を下すことで、治療方針が決まります。病理診断は臨床医学として治療に密接に関わる為、正確に診断することが求められています。